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Message●寺島実郎さん

今、世界が直面している問題は、どう過剰なマネーゲームを制御するかということと地球環境問題や世界の貧困問題への対応である。
国際連帯税がこれらグローバルイシューを解決する新しい方法論・新しい視点のひとつであることは間違いない。
まずは国際連帯税の議論を起こし、市民の意識変革の大きなうねりをつくり出す必要がある。そのためのテコとなることをアシストに期待する。
(財団法人日本総合研究所会長/多摩大学学長)
Message●池田香代子さん

いまやほぼ全世界がひとつのシステムのなかで経済活動をおこない、巨額のお金が国境をこえて飛び交っています。
ところが、このお金には税金がかかっていません。同じ経済活動でも、一国内でおこなえば課税されるのに、これはおかしなことです。この、現状にあっていない税制を公正なものに整えて、世界の貧困をなくすための財源とするのが、国際連帯税の考え方です。
たとえば、為替取引に課税することにし、その税率を0.005% とすると、1億円につき5 千円です。決して高くはないと思いますが、これだけで年に3兆円以上のお金が生まれます。どこの国にも税金を払っていない多国籍企業にも、きちんと課税します。
航空チケットには、すでにほんのちょっぴりこの税がかけられていることもあります。そして、武器の売買にはたんまり税金をかけるべきでしょう。長らく夢物語と思われていた国際連帯税が、いま力強く動きだしています。おびただしい人びとが医療や教育やきれいな水を手に入れることができるよう、この動きを見守り推し進めるというよろこばしい務めを、さあ、ごいっしょに果たしましょう。わたしたちは、この世から貧困をなくせる、人類史上初めての世代なのです。
(『世界がもし100 人の村だったら』編著者)
| 国際連帯税とは? |
| 2009年 5月 04日(月曜日) 21:56 |
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国際連帯税とは…… 国際連帯税は、国境を越える特定の経済活動に課税して、貧困や環境、感染症などのグローバルな課題に取り組むための資金を調達する国際的な税です。 また、国際通貨取引に課税することで、投機資金の暴走を抑制する機能をもつことも期待されています。 国際連帯税の例 ■すでに実施されているもの:国際航空券税(フランスなど十数カ国以上で導入)……感染症対策に使われています ■現在、国際社会で議論中:通貨取引税(トービン税)/金融取引税 ■その他:環境税/航空輸送税/海上輸送税/武器取引税/地球公共財利用税(例:海峡通行税)/多国籍企業税 など
ここでは国際連帯税に関するさまざまな情報を掲載していきます。 |